恋愛小説好きの皆さんのために今日はこの本をご紹介します!
この本を読んだあなたはこんな反応をすると思います。
あれ、この内容ってどこかで似たようなものを見た気がする・・・。
映画でやってた「あ〇花」に似てるような・・・。
そう、この小説は平和な時代に生まれたあたしと、戦時下で生まれた彼女の物語。
終戦の前の広島と現代の東京を舞台に描かれています。
この記事では、「70年分の夏を君に捧ぐ」という本の魅力と内容について解説します。
あらすじ
終戦前の広島に住む少女・千寿と現代の東京に住む高2の少女・百合香。
ある日、不思議な体験を経験することに…。
見知らぬ少女が目の前に立っている不思議な空間。
目が覚めるとそこは、戦時中の広島だった。
中身だけ入れ替わった二人の少女は見たこともない世界に戸惑いを隠せない。
それ以来毎晩入れ替わるふたりに、ついに「あの日」が訪れる__。
平和な時代では想像もできない日々の中で、失いたくない
「大切な家族・大好きな人・大事な親友」
の運命はいかに・・・。
時代を超えた真実の愛と絆を知ったとき、あなたは枕もとを濡らすことでしょう。
過去は過去、だけどそれがなきゃ今の平和はないかも??今を生きる人にぜひ読んでもらいたい一冊です!もちろん、恋愛小説好きにも!
この本を読んで見て
平和で時代に生まれて、過去の事なんて関心のない人がほとんどだと思います。
私も含めてですけど・・・。
しかし、原子爆弾の威力なら想像できますよね。
強烈な衝撃波に加えて放射線が降り注ぐんですから、想像しただけでも恐ろしいです。
皆さんはこの本と同じく、時を超えて入れ替わる不思議な体験を経験してみたいと思いますか?
私はしてみたいです!
面白そうとかではなく、どんな生活なのか?風景や建物は?など写真では味わえないリアルをこの肌で感じてみたいからです。
家族や親友・恋人の大切さ、食事のありがたみなど、普段感じない些細な事を今以上に大事にできるかもしれません。
この本はそんな現代の当たり前を少しでも大切に思えるようになる素敵な一冊です。
当たり前を大切にしなきゃですね!
最後に
私のおばあちゃんに聞いた戦争のお話を少しします。
まだ子供でしたが、食べるものは少なくお腹は減る一方で空襲警報は鳴り響きます。
恐怖と空腹に耐えながら戦争を終わるのをじっと待つ日々。
大切な親を戦争で亡くす悲しみを抱えた人は数知れず。
戦争なんて、なんの為にするんだろう……………。
最後まで読んでくれたそこのあなた。
身近な人を今以上に大切にしてください!
誰かの心に届きますように!